後輩の為に、合コンの前日。
合コン指南を伝授しといた。
かなり感謝されたんだけど、そんなに喜ばれることはしてないつもりだ。
合コン指南をしただけで、あとは本番で成果を出してくれれば嬉しいが。
そう簡単に合コンで後輩に彼女ゲットとはならなかった。
それは、金曜日の会社帰り。合コンを決行した。
男子メンバーは、俺と会社の後輩、別の課に所属している榊原の3人だ。
場所は和風で薄明かりの女性が好みそうなスポットをチョイス。
(もちろん俺のチョイスだ)
後輩の為に、タイプな女性の隣りに後輩を座らせスタート。
後輩の隣りに座った女の子は、保育士をしているらしい。
そんな純朴そうな女の子に後輩は何を思ったか、
過去の恋愛遍歴を聞きまくっていた。
オイオイ。合コン指南をしたばかりだぞ。
後輩に彼女がなかなか出来ない理由が分かった気がする。
きっと、かわいい子と接すると舞い上がって周りが見えなくなるんだ。
その点、もう一人の榊原はメアドゲットしてた。
彼は聞き上手で、いつも女性にもてる。
適度に自分の事も話しつつ、全ては話さない。
あーー。もっとこの人を知りたい!と思わせるのが上手なヤツだ。
だから合コンに参加すると必ず収穫がある。
そんな榊原をお手本にしてもらいたいと
後輩に心の中から願っていたものの、そう簡単には行かなかった。
後輩の心配ばかりで、幹事の俺はおちおち合コンを楽しんでる場合ではない。
合コンで後輩に彼女をつくらせるまでは・・・・。
